このレビューはネタバレを含みます
いや〜、こんなにリアルに家族を描いた作品初めて見た。もう冒頭の曲からインパクトあった
兄の、ルイは俺たちを必要としてない、遠くにいたいんだ、一緒にいても遠いってセリフがめっちゃ印象に残ってるな〜。ルイはルイで、兄は自分が嫌われるように仕向けてるって言ってたし、家族がお互いに本気で憎み合ってるんではなくてただただお互いを受け止められないだけで 普通だったらそこで関係が切れるのに、家族だからって理由だけで縁は切れない、、って感じがなんとも生々しい
この映画、ルイが余命わずかとか同性愛者だとかそういう部分は割とどうでもよくて、この家族の会話劇に何より意味があるような気がする
mommyに続いてドラン映画見てみたけど、この人の映画ストーリーに起伏があるわけではないのに俳優の演技とか画角とか音楽に惹きつけられるから見入ってしまう
