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たかが世界の終わりのtravisのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.0
若き天才と呼ばれるグザヴィエ・ドラン監督の新作を観てきました。
19才の時、長編デビュー作『マイ・マザー』で世界の度肝を抜きましたが、今作品はまだ27才なのに、このセンス、人の洞察力というか、演出には驚きます。
今作品は、俳優が皆凄まじいほどの存在感を放ち、家族として心の中の感情を剥き出しにして、観る人の心を揺さぶります。
ほぼセリフがないが凄まじい空気を放っている主演のギャスパー・ウリエル。
今や名優のヴァンサン・カッセルとナタリー・バイ。
そして、大好きな女優が二人も演じているのが嬉しいマリオン・コティヤールとレア・セドゥ。
ま、何といってもドラン監督の才能が単純に羨ましくなります。
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