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たかが世界の終わりのtのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.3
試写会にて鑑賞。
家族のもとに10数年ぶりに帰郷した劇作家を迎える疎外の連続。唯一肉親ではないマリオン・コティヤールの眼差しに宿る微かな望み。
室内会話劇で進む内容にせよ、引きの画が圧倒的に不足しており焦点の当て方も窮屈に感じる(庭での後景処理など)が、極私的だからこそのエモさに貫かれてる。
演出の好き嫌いを超えて同い年の映画作家として興味は尽きない。
レア・セドゥはヤク中やさぐれ女な感じがハマってた。生ギャスパー・ウリエルは同じ人間かと疑うほどの完璧さでした。
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