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たかが世界の終わりのFilmNerdのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.0
ドランの良さはやはり家族ものの映画を撮るとき。
音楽も映像も好き。
この映画は、多分ご飯食べた後にさらっと観る映画ではない、眠くなる。(常に喧嘩しているから逆に寝れないかも)
メンタルも安定した状態で情景や、音楽、人の表情をじっくり見ているとこの映画の良さがわかる気がする。

多分イライラしてるときは観れないね。

家族ってなんだろう、感情を隠さないからぶつかってばかりだったり理解できるところもある。

お兄さんは勝手に弟への嫉妬とか色々なものからあの性格になったんじゃないかな?

ハト時計見ていると2時間映画が、だいたい昼ぐらいから夕方前までほぼリアルな時間の流れと一緒。

ありのままのものある家族の日曜日の午後をこんな映画にしたドランは、やはり普通ではないのかも。
演技派ばかりだからなかなかリアルで緊張感ある2時間だった。
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