Mommyの感覚で観に行ったら火傷した。
一貫して『愛』を描き続けているドラン監督。今回は不器用な家族の愛。
家族だから言えることも、家族だから言えない事もある。
傷つけるつもりはなくても傷つけちゃったり、
理解してるつもりが全然解ってなかったり、
血という、無二の繋がり方をしているからこそ、関わり方が難しくなっている。
マリオン・コティヤールの役割が絶妙。初対面のはずの彼女だけが、ルイと対話している。あの表情を写すカットは痺れたなぁー。
名だたる俳優たちを相手に、時に自ら演技して演出する27歳。恐ろしすぎる。
これからも楽しみにしてます。