キングボブ

たかが世界の終わりのキングボブのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.9
登場人物は5人。そしてたった1日だけを描いた今作。若き天才グザヴィエ・ドランが何を表現したかったのか、正直自分には分からなかった。しかし人物の表情や光の使い方で人間の感情をここまで表現できてしまうのは、やはり天才と呼ばれる所以なのだろう。そしてヴァンサン・カッセルやマリオン・コティヤールにレア・セドゥといった実力派をキャスティングしたことで実現できたことなのだろう。
目隠しをする子供や4時を示す時計、鳥など、監督の言わんとするところは各所に散りばめられているはずなのだが、一回の鑑賞では残念ながら理解は難しかった。また機会があれば再度鑑賞をして観たい。
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