Rちゃん

たかが世界の終わりのRちゃんのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.7
ドラン作品の中でいちばん好き
彼が家に居なかった間も変わらずそこに居た家族とその家を離れた彼。
打ち明ける事によって平穏を乱すのは確か。だから言えなかった。
何かを感じ取る家族それぞれや主人公の感情だったりがすごく切ない。血が繋がっていても家族は他者。他者との関係は難しいし簡単に分かり合えるはずは無い。
こーゆう家だから出たのかもしれない、それでもやっぱり大事だから戻ってきた。もうそれだけで良いのかなと思う

夕暮れの鮮やかさで逆行になる映りが綺麗だった。夕暮れって綺麗だけど寂しい
家族で踊ってる場面が好きだしマイアヒって選曲もイカしてる
色彩音楽演出、ドランはどこまでもセンスの塊