原作が好き過ぎる為か、まったく世界観を表現出来ていないのにビックリする。
原作ではアナの一人称で語られる為に、前作でアナとの別れでグレイがどれだけの絶望に打ちのめされたのか
グレイによって語られる事はないのだけど、物語が進むにつれて、彼女と別れた事に、大きな世界を覆す程の変化を与えたのが伝わってくる。
これはラブストーリーでもあるが、1人の心に深い傷を負った男が、闇から這い出し光を掴もうともがくストーリーでもあるのです。
そんな感動的なシーンも、お手軽にベッドでなんでも解決しちゃう、のほほんラブストーリーにしてしまっていて
2人の心の大きな変化が軸となる肝心な部分がまったく描かれておらず、残念としかいいようがありません。
まだ前作の方が良かった。
でも選曲センスは今回も良かったも思うし、多分次作も観ちゃう♪