アイズのエイプリルのネタバレレビュー・内容・結末

幻覚を見てしまう少女が主人公の映画。ホラーだけども心霊的な要素がないというところが面白いところだった。
主人公の見ているものが信用できないので、何が真実で何が幻覚なのか、ということを考えながら見るのはなかなか面白かった。
しかし弟が実はもういないことも、書かれている文字が「FATHER」だということも開始してから早い段階でわかってしまったのが残念だった。特に弟の方はかなり分かりやすいので、もうちょっと隠してくれても良かったのになあと思った。
とはいえ最後の最後に、幻覚の原因はお父さんだった、というネタばらしがあったので、そっちの方は予想できなかった。
登場人物の行動が突飛に感じた。突然家から出て行くお父さん、なぜか表札に文字を書く主人公など、なぜそういうことをしているのかがいまいちよく分からなかった。
そういう変な人に囲まれてしまっているから真人間のお母さんは狂ってしまったということで、そこはリアルでちょっと怖かった。