おくちん

500ページの夢の束のおくちんのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.4
アマゾンプライムで鑑賞。ダコタファニングが懐かしいのと、スタートレック好きが主人公に惹かれて、観てしまいました!障がいと家族のケアのこと、胸が痛くなりました。子育てが始まったばかりの姉にとっては妹のウェンディは世話が必要な家族。ウェンディは姉に施設に入れられて、帰宅が叶わず、存在を否定された厄介者と姉に思われているとかんじたのだと思いました。スタートレックの脚本で認められることは、姉に認められる、自分が姉の助けになると信じてウェンディは頑張りました、走り続けました。頑張った姿を姉に見てもらえて、認められて僕は嬉しく思いました。またウェンディを認められる姉さんは、素敵な家族だなあと思いました。ウェンディは自分の生きづらさをスポックに、尊敬するカーク艦長を姉に重ねていたんだね。スタートレックが好きな人も、そうでない人にも生きる元気をくれる映画です^_^