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500ページの夢の束のMOEのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.6
想像していたよりも淡々とストーリーは進行し、終わりも意外にアッサリめ。
リアルな日常の一コマ、という意味での淡白さは良いけれど、登場人物たちの人物描写が薄いところが残念。もう少し、登場人物描写を深く濃くして欲しかったなあ。
そのせいか、感情移入があまり出来なかったし、物語からあまりメッセージ性も感じられませんでした。

人に助けられながら、というよりは、自分の断固たる意思のみを掲げて突き進んでいくロサンゼルスへの道。推進力になるのは、他でもない自分自身の強い意思であって、それをしっかりと突き通す主人公ウェンディの姿は清々しく、応援したくなる。

ダコタは流石の演技で、格好も凄く可愛かった!

題材やキャストは素晴らしいのに、ストーリーの点がイマイチで、勿体無い作品でした(´-`)
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