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ボヴァリー夫人のsのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)
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何かを秘めた独特の透明感が魅力的なミア・ワシコウスカ。「イノセント・ガーデン」「マップ・トゥー・ザ・スターズ」「永遠の僕たち」等、善人でなくともその個性が生かされる作品選びをしているけど、ボヴァリー夫人?と思って観てみたら堂に入ってた。ザ・堕ちてゆく女。

不倫が今よりも更に白い目で見られる時代。窮屈な服を纏い、そして脱がされるという抑圧からの解放。保守的な夫に難しい手術を奨めるような進歩的な女性だったわけだ。それも上手くいかず、情けなく見えて更に失望するとかね、丁寧に描かれていたと思う。
悪の使い的なリス・エヴァンス、あの目をみるだけで笑ってしまう。好きだなー。
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