リュック・ベッソンと言えば…
どーにも最近はアクション映画のプロデューサーイメージしか無く、90年代前半までの作品、全体的にシャープなイメージが良かった派です。
とはいえ、彼が約20年前に作った、同じくSFジャンルの『フィフス・エレメント』も大好き。
20年経ってようやくあの頃(恐らくはもっとずっと前から)本当に作りたかったものが作れたんだよね、ベッソン。
ベッソンの頭ん中を覗かせてもらったかの様なビジュアルがお見事です。ストーリーも思ったほど適当では無かったし、現実の宇宙開発と繋がりがあるのも新鮮な感じ。
充分楽しかったですが、ベッソンの頭ん中では繋がってるんだろう話が理解できるまでは結構不安に苛まれましたし、明らかに本筋と関係が希薄なキャラクターやディテールにこだわり過ぎてもう少しコンパクトになったら傑作だったのでは?
パンフでも指摘されてましたが、このキャラ必要?みたいなのは結構目立つ。
間違いなくアトラクション型なので、劇場で観た方が良いですね。