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ヴァレリアン 千の惑星の救世主のkakkokaのレビュー・感想・評価

2.0
シャブを決めたスターウォーズという前評判を聞いて、割と見えている地雷を踏みにいく気持ちで観たものの、その威力はタンスに小指をぶつけた程度の地味な痛みしかなかったという毒にも薬にもならないクソ映画。

見所となるシーンは予告編で全部やってまして、千の惑星の多種多様な住人を冒頭に出しておきながらまともに絡んでくるのはアバターみたいな1種類のみ。題材で大風呂敷広げてる割に、違うんです!そんなことより僕はこの女の子と結婚したいんです!そういう映画です!と自らハードルを下げていくスタイルで残ったのは全編既視感しかないクソ。

これ監督が「これが僕の考えた最強のスターウォーズ!これで千の惑星の救世主に、ぼくはなるんだ!」って気持ちを最後まで貫けばかなり笑えるクソになったろうに、やっぱり自分の価値を自分で下げるのは良くないなと反面教師的に学びを得たので星2。あと、毎度リュックベッソン予告編詐欺に引っかかる私も悪い。気になるなら予告編がオススメです。
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