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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のnonsmellのレビュー・感想・評価

3.5
ついに3作目、やっとバッチバチの人類対猿の戦争です!
猿vs人間の抗争が続く中、シーザーを執拗に狙うウディ・ハレルソン大佐が登場。全猿の移動を図る前にシーザーの妻子がウディ大佐に殺されてしまう。シーザーは単独で復讐を遂げようとするのだった。
今回は抗争にちょっとしたミステリー要素も加わり、退屈な時間が無かった訳じゃないけど140分の長尺でも前2作に比べ割と観やすく感じました。
猿たちの動きや表情なども1作目に比べると大分違和感が無い物になっており猿への感情移入も多少容易になったかな。ただ、相変わらず主要な猿達以外は誰が誰か判らないのは相変わらずだけどね。

ここからチョットネタバレ。

1968年版の人間が言葉や文化を失った設定をウィルスの変異によるものとして、その変異ウイルスを根絶する為に人間同士が争い、勝った側もその戦闘が巻き起こした雪崩により壊滅するという、いかにも人間ってバカだよね展開は嫌いじゃないけど、個人的には猿達の大活躍が見たかったかな。

シーザーの残った息子の名がコーネリアス(コルネリウス)なのは1971年版に倣ったものなんですかね?まあ時代的に話が続くようには思えないからただのリスペクトかなんかでしょう
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