おだまき

キル・ビル Vol.1のおだまきのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.6
妊娠を機に殺し屋稼業から足を洗った主人公は、組織のボス·ビルとその配下である4人の殺し屋から襲撃を受ける。人生を滅茶苦茶にされた主人公は、ビルと4人の殺し屋への復讐に向けて動き始める。


話の構成や登場人物の紹介が、バトル系少年漫画のようでワクワクしました。聞いたことある曲が流れて驚きました。最後、続きが気になる終わり方!流血描写ありなので、苦手な方は注意かも。

以下ネタバレあり







本筋は主人公が殺し屋達に復讐するシンプルな物語ですが、殺し屋や主人公の過去設定、色々な演出、カメラワークで見ごたえのある作品でした。
主人公が復讐を遂行する理由が明確で、復讐する/しないの葛藤がないのも好き。殺意が高い。


カメラワークと演出がカッコいい!
宴会場をぐるっと見回す所、大人数との対決で白黒にしたり影の演出にする所が特に好き。アニメーションになった時は違う作品かと不安になりましたが、演出がガラリと変わるので予測がつかずワクワクしました。
序盤の家戦闘での両者出会った際のカットも好き!

アクションがカッコいい!序盤のお家の中での戦闘、互いに手に迷いがなく、演技とは思えないほど迫力がありました。両者の怪我が痛々しくてハラハラしました。

2023-61
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