学生時代に何度か短期で留学してるんですけど、家族で映画見ようってなったときはどこ行っても大体ミスタービーンがパリに行くやつかこれを見せられましたね。特にキルビル1は「お前日本人だから」って言ってほぼ鉄板で見せられましたが家族で見るやつじゃないでしょって思いながら気まずい感じで見てたのを思い出しますし、演者が日本語で喋ったりサムライソードが出てくる度にみんな俺の反応を窺ってきて苦笑いしてました。「ハットリ・ハンゾウとはなんぞ？」みたいなことを結構聞かれて毎度毎度、西部劇のビリー・ザ・キッドとかワイアット・アープみたいにジャパンのニンジャにもサスケ・サルトビとかサンダユウ・モモチっていう超有名人がいるんだよって説明して最後にはニンジャマスターって呼ばれて半ばバカにされていたのを思い出します。
まあ、他の人がいいレビュー書いてるので特に書くこともないんですが、最近、某出会い系サイトで知り合った自称映画好きの女にどんな映画が好きか尋ねたらキルビルが好きだっていうので感想を聞いたんですけど「女の人が強くてセクシーで素敵でしたっ！」って言われて幻滅しました。さすがに問い詰めることはしませんでしたが「それほんとにキルビルが好きな人のキルビルの感想か？！」って思いましたね。「あっ、へえ～」としか返せなかったとは口が裂けても言えませんけど。あっ…。
