このレビューはネタバレを含みます
ロイド・ウェバー版ミュージックが大好きで期待していたのだけど、映画版ともミュージカルとも違う所が多くて新鮮だったけど、全体的に物足りなかった。初演版をベースにした演出になっているようだけど、初演版観たくなった。
リーズルとロルフのキスシーンにはビックリ。転がり落ちて、女性起こさず去っていくなんて。これが若さなのか。
子役ちゃん達は可愛いし歌も演技も上手かった。
マリア役キャリー・アンダーウッド、歌はパワフルで歌としては上手いのかもだけど、劇中に歌うと流れが止まってしまうと言うか。演技が上手くないのも残念。元気で純粋で、ちょっと芋っぽい感じから、子供と友達になり、母の表情になって成長して行く姿が楽しみなのに。コミカルさも物足りなかった。
エルザ役ローラ・ベナンティとマックス役クリスチャン・ボール、演技も歌も上手い〜
衣装は初演演出に合わせたのか、エントランス壁と服の色が同系色で勿体無い。
マックスが音楽祭でマリア達に合図するシーン、ミュージカルだと号泣ポイントだけど、あっさりで寂しい。
ロルフが見逃す所からラストまではミュージカルと一緒のストーリーの方で良かった。やっぱりこっちの方が好き。
ヘアスプレーのライブ版がとっても良かったから期待しすぎてしまったかも。