地元の映画館が映画になるとか嬉しすぎる。122年(!)続いた実在の映画館「大黒座」のお客や劇場スタッフ、そして制作スタッフや出演俳優の、映画館と映画に対する愛情がダダ漏れしてて泣ける。この映画より緻密なできばえの作品はなんぼでもあるだろうけど、ここまで多くの愛や熱量が詰まった作品は果たしていくつあるかしら、と思うよ。大好きです。
企画から撮影までめちゃくちゃタイトなスケジュールだったのに、「これは我々のなりわいをテーマにした作品だから」という理由で俳優陣が出演を快諾したっていうエピソードもすてき。