いろえさんの映画レビュー・感想・評価

いろえ

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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

かなり序盤でグロテスクなイカが映されたとき、この作品は「いのち」を美化しないんだなと感じた。自然災害の描写も、観てるこちらまで怯えてしまうほどの激しさで。生ぬるい表現はしないぞ、という強い意志が伝わっ>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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子どもが自分で気持ちを立て直す前に、まわりの大人にできることがもっとあったはずと思ってしまう、やはり。
エヴァQじゃないけど「説明しろ!あみ子にちゃんと!説明を!しろ!」っていうね…。 

血まみれの
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

旅先で思い立って観る映画としてちょうどよかった!面白かった。
みんなすごい喋る。オープニングかっこいい。80年代の音楽が素敵。爽やかな気分で映画館を出られる、良いお仕事映画でした。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

The Birthdayファンです。主題歌がラブロケッツだと発表されたときはエッッッッ!?!?!?あの曲だとハードすぎん!?!?って心底驚いたけど意外にもバチッとハマってて映画館で大興奮。

機関銃み
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

そのへんに生えてる草をその場ですり潰して手当てするのがとにかく最高

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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「洗濯」と「税金」という生きてる限り一生ついてまわる面倒事を「一緒にやりたい」と言ってくれる人は大切にしなきゃねと思った。

鑑賞後数日経ってやっと、たくさんのifの人生と繋がれるってめちゃおもしろい
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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シングストリートの子じゃん!!
そしてシングストリートと同じく兄の思いやりに泣かされるやつね。

お母さんの「ベイビー」と呼びながらべったり頼る感じ、しんどかったな…
でも娘を送り出してから漁協の女性
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ドリーム(2016年製作の映画)

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激しい黒人差別と女性差別の描写が続いて(とはいえ現実より随分マイルドに描かれてるんだろうけど)、負けずに踏ん張って壁を突破する彼女たちがかっこいい!って励まされる気持ちと、自分の中に巣食う差別心に私は>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

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北村匠海がハマッてなかったなあ。
ここ泣くとこですよ!!ってシーンで見事に全部泣いちゃった。昭和男の乱暴さとか「ヒステリックな女みたいな…」っていう不要な比喩とかはフーン(鼻ホジ)って感じだけど、地域
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

全員、執着に次ぐ執着でいっそ清々しい!
ガガ様最高。
オフィスでのセックスシーンおもろすぎ。激しさのベクトルがコント😂

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

まだ10代の少女が物凄い重圧に耐えながら文字通り満身創痍で世界的スターになっていく過程、最推し・ジャスティンビーバーと会えた時の感極まり方、ファンへの愛情溢れる寄り添い方、恋人からぞんざいに扱われてる>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

男グループの中に冴えないメンヘラ女が加わったときの煙たがられ感めっちゃわかる〜だし、最後は「いいぞ!いったれ!!」の気持ちだった

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

月並みだけど、マリちゃんはモヨコ先生だったのだな。宇部新川駅にいたシンジは、ふるさとの宇部を出てから色々大変だったけどモヨコさんにぐいっと救い出されてエヴァをちゃんと終わらせて、また新しい仕事に向かう>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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麦のイラストに適正な対価が支払われる世の中だったら、二人の関係も違うものになったんじゃないの〜という気持ち。

でも私が主人公2人のような恋愛経験がないからそう思うのかな。長いこと付き合ってたら、まし
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異端の鳥(2019年製作の映画)

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3時間ずっとしんどい映像が続いて、音楽もセリフも最小限。音が鳴るといえば人間や動物の悲鳴に怒号、銃声、酒場の耳障りな騒音。目を背けずに見るぞ!っていう決意は開始数十秒の残虐シーンで放棄したのに、作品の>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クリーピーのときと同じく「おい結局全員やべー奴じゃねーか」とゾワゾワしながら、そのやべー人たちの言動を見てるのが面白かった。

昔風の話し方を違和感なく完璧にこなして、愛(という自らの欲望)のために倫
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

去年の3月に映画館で鑑賞。
王が躍動するたび劇中の敵とともに私のストレスも死滅した!!!!!

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

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初見。
終始「きもちわりぃな〜!」と思いつつ、彼らの痛み苦しみは多かれ少なかれ誰でも抱えてるものだから時々ぐっと感情移入してしまった。ミサトさんが良いこと言ってたなぁ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

久々に見たら以前より好きになれた。ヴンダーかっこよすぎてシビれる。
これはQに限った話じゃないけど劇場で観ると本当に宇多田ヒカルの暗さが腹の底にどぶどぶ流れ込んできてものすごく落ち込む。メロディーも歌
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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序破Qは何回も観てるけど最近また見直したので。新作公開延期🥲

バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ歌上手い人の歌をたっぷり聴けるのは楽しい。五木ひろしのコンサート行った時のこと思い出した

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.5

地方の弱小ではあれど雑誌編集をしていた頃に見てたら多少は仕事への姿勢も変わってただろうか。
説得力のある企画を立てるのもデザイナーに意見を伝えるのもカメラマンとイメージをなかなか共有できずに試行錯誤す
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.5

洗練されまくった美意識とプロフェッショナルな仕事が創り出す世界は夢のような美しさ!
美術館にも満足に行けない今、ほんと眼福だったし元気が出た。
アナの「(神殿ゾーンに入れないお客は)来週出直すわ」の一
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

傘の伏線回収で大爆笑した。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.0

なんでか知らんけど一緒に地獄に落ちてくれる吉高由里子、性犯罪の件でやりあう検察同士、音尾琢真をつまみ出す刑事、どの女の描かれ方もリアルじゃなくてうんざりしちゃった。

ブチギレるニノ、憤りを抑えながら
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

コロナ前に劇場で鑑賞。まったく長さを感じなかった。
2016年版とはまったく別の作品かも。リンさんの話が追加されたから、だけじゃなくて、映像も登場人物たちの感情の機微もさらに解像度が上がってた。
ぼろ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

一言でも感想を話そうもんなら、鑑賞者の育ってきた環境やそれに伴う社会の見え方、価値観、すべてが炙り出される作品

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