1945年のベルリン。ネリーはナチスのアウシュビッツ収容所から奇跡的に生き残ったものの顔に大きな傷を負い手術を受ける。あまりにも大きな傷のため、元の自分の顔には戻ることが出来なかったが、ここベルリンに居るはずの夫ジョニーを探し始める。
やがてジョニーと再会できたネリーだったが、ジョニーは変貌してしまったネリーに気づくことはなく、それどころか『妻になりすまして遺産を山分けにしよう』と話をもちかける。一応、偽名を使って話には乗るが。(^-^)
やっぱり、声や仕草は同じでも顔が違うと気づかないもんですかね?
歴史的事件によって壊れたものを取り戻す希望だけで、ここまで生き抜いてきたネリーが切なすぎます。夫には今でも愛はあるのだろうか、それとも裏切られたのかと気持ちが揺れる中でむかえる衝撃のクライマックス!
映画全体通しても分かりやすい映画とは言えないが、このラストは忘れられないです。(^-^)