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しょうもなすぎ男だとしても一度愛してしまったら愛し続けてしまう女も、裏切られていた事実をここまで突きつけられてしまうと気持ちを全て失ってしまう過程の描き方が秀逸で痺れた
最後があまりにも良すぎるよ…
この終幕の仕方がドイツ映画らしいのかもしれない。ハリウッド映画だったらもう少し雄弁に語ってから終わるだろう。奥さんの歌声を聴いて彼女本人だと気づくのではなく、腕に囚人番号があるのを見て「彼女」だと気…
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圧巻のラストシーン。
悲しきノワール好き。
日本版タイトルもいい味を出してる。
文脈、行間を慎重に読み取らないと、置いていかれる。途中置いてかれた。とても繊細で示唆的な演技、会話で、夫が妻を裏切…
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2023.69
オチとしてのスカッと感だとか急展開な裏切りだとか、そういう波乱万丈な主人公を巡る物語ではなく👀
ただ、過去の愛だけを確かに夫を信じ続けた妻と、愛を捨てきれぬまま踏ん切りを付け…
私は、昼は仕事場のすぐそばにある図書館で過ごすことにしている。たくさんの映画の📕があって、これらを少しずつ読むのが毎日の楽しみだ。いくら読んでも尽きることはない。
今日はなんとなく本を読む気になれな…
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ネリーは強制収容所から生還するが、顔に大けがを負ったため再建手術を受けました。夫に再会しても妻に似ている人と認識され、遺産のために妻に成りすますことを依頼され、という話です。
最初のネリーの過…
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監督は前作でベルリン国際映画祭銀熊賞監督賞のクリスティアン・ペッツォルト
1945年、主人公ネリー(ニーナ・ホス)は、アウシュビッツ収容所から奇跡的に生還したが、顔に大怪我を負っていて(侠骨と鼻骨…
激動する世界の中で孤立したかのようなカップルの姿はスパイの妻を思い出した。人間のそういう描き方/見方って良くはないんだけど、そういうメロドラマがやっぱり好きなんだと再確認できた。あのラストはあざとす…
>>続きを読むⒸ SCHRAMM FILM / BR / WDR / ARTE 2014