あの「キャロル」と争い、パルムドールを獲得した本作
また新しい世界を観たなと思った
スリランカの内戦は83年から09年まで続いていたそう
イーラム戦争の時期やね
兵士として出兵し、家族も失い、外国へ亡命するなんて当たり前だったんすよね
主人公ディーパンもその1人。
フランスに亡命して赤の他人と家族ごっこを始めるいう話
結局フランスでもいつ死ぬかもわからない所(マフィア?の溜まり場?)でディーパンは必死に生きようとする
誠実な性格なのはわかるけど、不器用すぎて途中見苦しかった気もしなくない
常に危険と隣り合わせの生活なんて自分が今までした事ないからわからないかもだけど、家族という守るべき存在がいれば人っていくらでも強くなれるんだろうな
終盤のアクションシーンは見所
ディーパンが立ち上がる
ディーパンは強い
奥さんと娘のドラマもちゃんとあって、それぞれの苦悩がシンプルに描かれてる