悲しみで泣き濡れて涙も枯れ果てた時
陰極まって陽に転じる
ジュリーは神の言葉ではなくて
エティエンヌの言葉が聞きたかった
家を1人出て行く彼女の愛は大きい
エティエンヌもそれをよく分かっている
海底から射し込む光へと昇っていくような
聖堂に響くような音楽が洗われる
誰かが投げた石が波紋となって周りへ波及していくことを静かに現す
とても切ないのにゾクゾクするものがあった リアリズムへの反応なのかな
キリスト教も宗教も教えは学んだ事はないのですが
忘己利他 という言葉を想起した
「忘己利他は慈悲の極みなり」
この言葉は1981年に行われた宗教サミットで初来日したローマ法王・ヨハネ パウロⅡ世が引用しました
一生の間に1度でも自分にできるか疑問です 因みに私はヨハネ パウロⅡ世がとても好きです