tamamapinoco

サウルの息子のtamamapinocoのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
3.4
”サウルの息子”
本当に息子?かどうかわからないけど、命を懸けて、死んだ息子?を弔おうとするサウル。
撮影の仕方が、全てサウルの肩越しでも、初めはカメラに酔って気持ち悪くなった。
肩越しにみえるアウシュビッツの悲惨な光景。死体の山とその扱いはまるで家畜。また、それで気持ち悪くなった。
なんなんだサウル!って思うぐらい、執拗にラビ(弔う人)を探し、自分をかえりみない行動。なのに、勝手な行動をするサウルを守ろうとする仲間。ここが良くわからない。
でも、最後に死体の息子?と逸れ、次は生きてる他の少年と出会った時に、サウルは執着から放たれたんだなぁ。と思った。

★★★
tamamapinoco

tamamapinoco