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グレン・ミラー物語のkonoのレビュー・感想・評価

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)
4.5
いい音楽を聴きたくて見たらやはり最高だった。
まさかのルイ・アームストロング。
知っている曲ばかりで初めから最後まで感動。
恋人を電話で呼び出したり言いたいことだけ言って電話を切ったり自分の都合で無理やり結婚を押し切ったり、今なら結婚詐欺だと思えるような行動も、彼の人柄とそれまでの二人の関係があるから詐欺にならずに成り立ったのだということがわかる。

そして経営者として、経理として、秘書として、ビジネスマンとして優れている妻と努力して信念を貫く夫という最高の組み合わせ。

お金を稼いで有名になってしまうと、人のために何かしなくては申し訳ないという気持ちになってしまうのだろうか。
戦地で戦っている若者を見ているとあのまま、家族のもとにいることはとても出来なかったのだろうか…

戦争の映像とグレンミラーの音楽が重なるシーンがとても辛い。
相変わらず同じことを言っているが、日本でも気軽にこういう楽団を聴けるようになったらいいのに。
お酒を飲んだり、ディナーを楽しんだり、踊れたりしたらとても楽しそう。

私も聴きに行きたいが、聴いているうちに自分でもやりたくなってしまうと思う。
ほんとうに最高の曲ばかりばかり。
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