『コミック原作でも心掴まれる青春を描けることに驚愕したいあなたへ』
いつものコミック原作だろと敬遠していた自分はバカだった。
この感情のリアリティはなんなのか!切なくもなれば、勝負に熱くなる。見終わったあとの清々しさ。
競技カルタという素材とドラマのシンクロ、キャラクターの配置も完璧。
カルタを楽しみたいという感情を中心に描いているからこそ、多少のドラマらしさもリアルの中に置くことができている。脚本の工夫が凄い…。
前後編の場合だいたい中途半端な前編になりがちだが、きっちりと終わりを描きながら後編への余韻を作り出している。
とにかく、邦画コミックとレッテルつけている人は見てください!