め

さらば冬のかもめのめのレビュー・感想・評価

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)
-
西加奈子さんの小説「サラバ」に出てくる須玖くんが好きな映画と知り、鑑賞。
どんな映画か知らずとりあえず小説だけ読み進めていて、須玖くんが誰かが別れを告げるシーンが好きらしいという曖昧なことしか覚えておらず鑑賞したがすぐにどのシーンか分かった。
メドウスが逃亡するシーン、一見するだけだとただ思わず笑ってしまうだけのシーンなんだけど、怒ったこともない、女も知らない、料理が自分の注文通りじゃなくても言わなかったメドウスが自分の意思で逃げるという事を選択して実行したことに後から気づいてバダスキー、ムルホール同様親のような気持ちになってしまった。
バダスキーは、ずっと高校生かよってくらいしょくもないことで笑ってて、何食べても何飲んでも「これは世界一の◯◯だな!!」とか叫んでて全部世界一じゃねえか可愛いかよ、、って思ってたんだけどメドウスを風俗に連れて行って送り出す目線が完全に親で、なんというか総じて昭和の男って感じだった。こういう男の人令和の時代に召喚したい
め