十数年、父親によりNYのアパートで監禁状態で暮らしていた7(メインは6)人の兄弟のドキュメンタリー。彼らに与えられたものは映画のみ。唯一の楽しみは映画を観て、自分達でポスター・脚本を作り、自分達でその映画を演じること
父の過激なヒッピー的思想は自宅そのものにコミューンのようなものを作りたかったのかね?
ただのレザボアドッグスな6人がカッコいいし口調も映画しか観てこなかったせいか若干シャレてる。
初めて映画館に行ったあとの「僕らの払ったお金が映画業界や役者にいくと思うと感動する」という言葉にハッとさせられる
父親が「(アパートの)外は刑務所のようなものだ」と言っている意味もわかるし、子供達の「(アパートの中は)まるで刑務所だ」と言っているのもわかる。
ただ、もっと色々気になる部分が多いからもっと掘り下げて欲しかったなぁ…