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エベレスト3Dのrirのレビュー・感想・評価

エベレスト3D(2015年製作の映画)
4.3
初めは、少しの登山への興味で見始めたが
見出すと引き込まれて画面に前のめりになっている自分がいた。
あれが、これが、違っていたら、彼らは死ぬことは無かったのだろうかと思い始めるとキリがないのが現実で。
でもどうしてもダグの登頂を辞めさせていればとか、登頂日をずらしていればとか考えてしまう。
もちろんだけど亡くなった彼らにはそれぞれ家族がいて、背景があって。それをこうやって垣間見るとやはり涙が止まらなくなる。
そして日本人の女性がいたことが誇りに思えた。
フィクションものばかり観てるとハッピーエンドを期待してしまって、最後の最後までロブが歩いて戻ってくるんじゃ無いかと期待した分、やっぱり息絶えたんだと分かった時の絶望とこれがリアルなんだなぁという、現実を見せつけられた感がすごくて、、。
私は生涯登ることの無いエベレストをこうやって映像を通して体験できて、久しぶりに良い映画を観たなぁと思えた。
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