IMAX 3Dで鑑賞。ゼログラビティ以来の酸素の薄さを館内にて実感できる、まさしく体感型ムービー。
ストーリーはエベレスト登頂を目指すとある登山家グループが悲劇に見舞われるという実話に基づいた話。
果たしてIMAXの音響効果が凄いのかそれか映画の映像が凄いのか、もしくは相乗効果なのか、とにかくリアリティ溢れる演出にゾクゾクした。
また演出だけではなく倫理面においても考えさせられる映画だった。
友人の生死に関わるどうしようもない状況において、もし自分だったらリスクをとって助けにいくのか、それとも安全を優先してその場に残るのか、いろんな場面で苦しい選択を強いられるシーンが多々あり思わず感情移入せずにはいられない。選択の先には必ず結果がある。生と死は表裏一体だということを身をもって痛感した。
ラストはもうちょっと主人公に対して何かできたんではないかというのと、誰にフォーカスしたかったのか、とちょっと腑に落ちない終わり方だったのでそこが残念。
これから観に行く方は予備の酸素ボンベを持ってくことを推奨します。