このレビューはネタバレを含みます
【ストーリー】
エベレストの登山ツアーに参加する人々とプロのインストラクターが、過酷な自然環境の下で頂きを目指す実話。
【感想】
登山未経験者の私でも、氷点下の環境が人間に与える影響は甚大であることがよくわかる映画でした。また、山で嵐が発生した場合、更に危険な環境に変貌することが映像を通じて理解することができました。プロのインストラクターの指示に従わない場合、共倒れになるケースがあることもわかりました。
特に、氷点下にも関わらず焼けるように暑いと感じ、衣服をどんどん脱ぎ出すシーンは驚かされました。(Wikipedia調べになってしまいますが、矛盾脱衣と呼ばれる現象だそうです。)
【疑問】
2点あります。
①なぜ満タンに入った酸素タンクがなかったのか?
②なぜかけられているべきロープがかかっていないのか?(1時間程度待機せざるを得ない状況が発生)
以上の事柄が気になりました。
同じ悲劇を繰り返さないためにも、
すぐ改善すること、何が不足するとどういった状況になるのか想定すること、人の意見に耳を傾けることの重要性に改めて気付かされました。