RinaKitaura

エベレスト3DのRinaKitauraのレビュー・感想・評価

エベレスト3D(2015年製作の映画)
3.8
1996年に実際に起こった大量遭難事故を映画化したそうで、最初から最後までドキュメンタリーのようなリアル感に、終始色々なことを考えさせられました。チームで命をかけることの難しさや、チームだからこそ助けに戻ってしまったり、チームだからこそ?つい登頂したい、とゆう欲望をさらけ出し、仲間を結果的に巻き込んでしまう。自然の脅威はもちろんですが、標高の高さ故の、低酸素と低体温が1番の敵のようにも思えたほど、登山者の呼吸や動きの苦しさがよく表現されていて、恐ろしさを感じながらも、体験したことのない感覚に、喘息持ちのわたしには無理とわかっていながらも興味すら覚えてしまう、山の魅力の凄さを感じました。

それにしても、エベレストでは、チームだろうが何だろうが遺体を探しには行かないから、あちらこちらに遺体が眠ってるんだな、と納得しました。
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