もう見るのは何回目かな。再度更新。
時折、この世界に入りたくなる。
マイノリティともとらえられる人々への描き方が本当に切実で、感じたことがある人にしかわからない感情を描いていて、希望の見えない状況下で生きる人間たちが抱える不安や閉塞感、変わらない日々への諦めや嫉妬、その中でも感じる希望や愛やエネルギーにも視点をあてている。
人は関わる人によって、相手を取り乱させる人にもなれば自分が取り乱す方にもなるかもしれないなぁ、とこの映画のやりとりを見ていると感じる。
この社会は生きにくいなぁ、、
"そこのみにて光輝く"、"きみの鳥はうたえる"の作者でもある佐藤泰志さんが書く原作が私は大好き。それに加えて、オーバーフェンスは、オダギリジョーと蒼井優という私の大好きな俳優が演じたことで邦画の最高峰になっているということ。