自分はいつの間にオーバーフェンスを
しない人間になったのだろう
感情も可能性もこの先の未来とか夢も
どこかしらヒットを願ってばかりいて
それ以前にホームに立ててないのだと思う
フェンスを越えた自分を想像しなくても
打ってみれば良いんだろうけど
誰も何にも口出ししないのだろうけど
三振が恐くて、何も出来なくなってしまう
何も失うものはないと言いきれる人が凄い
この映画の役者陣は僕的ホームランを次々、シーンやカットで打ち放っていく
満身創痍のままでコールドアウトって感じ
そんな自分がバッターボックスに立つ日を
少し夢見れた気がしている