daiyuuki

シャドー・オブ・ナイトのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
4.3
ある日アジアとインドネシアを牛耳るマフィア「トライアッド」は、取引用のドラッグを横流ししたある村の漁師を皆殺しにした。だがトライアッドの精鋭幹部部隊「6つの大海」の1人イトウ(ジョー・タスリム)は少女レイナの命を見逃したため、組織から追われる身になった。少女レイナを守るため、残虐な闇社会を敵に回し、かつての仲間アリアン(イコ・ウワイス)たちを相手に凄惨な闘いに身を投じる。
「ザ・レイド」からお馴染みのインドネシア超実践武術シラットの肉や骨を砕くガチンコ格闘アクションに加えて、ククリナイフなどの武器や肉屋にある骨や鉄パイプなどを使った壮絶な格闘アクションが見所。
中でも、ハンマーガールことジュリー・エスティールVSサディストでレズビアンコンビの壮絶な格闘&ナイフバトル、ジョー・タスリムVSイコ・ウワイスのガチンコな格闘バトルは、鉄骨にまともにパンチしたり蹴りを入れた時の痛さやダメージの蓄積で足がもつれるなど細かい描写を入れたことでより痛みが伝わるガチンコ格闘バトルになっている。
イトウとアリアンのかつての仲間の友情と組織の間で葛藤するジレンマもある男同士の愛憎劇もあり、ノワールテイストなシラットアクション映画として楽しめる。
daiyuuki

daiyuuki