14歳の二人の少年が自作の車で旅をする物語。
基本的には好きな部類の映画だった。
全体的にスローな空気感と青っぽさが垣間見えるキャラクターは好みだった。
んだけど、随所で感じる物語の違和感が個人的には微妙だった。
クラスに馴染めず、家庭内にもそれぞれ悩みを抱えてた二人が意気投合してトラブルを乗り越えながら成長していく。
この空気感が好きだったのに、たまに物語の空気感とは違った軋轢が生じたり、ファンタジー要素が入ってきたり、もう少し簡潔な方が好み。
成長が垣間見えつつ視聴者の感性の余地を残したラストもなんとなくスッキリしない。
良くも悪くもミシェルゴンドリーぽさが出てる映画。