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グッバイ、サマーのpippiのレビュー・感想・評価

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)
4.0
ミシェル・ゴンドリーの独特の世界観が心地いい作品でした。自伝的作品だからか、いつもより妄想世界観が少し柔らかくリアリティが強くて、初めて彼の作品を観る人には入りやすい作品だと思います。
この作品は、2人の少年ダニエルとテオの友情がほっこり温かく、でも14才の年頃の感情や悩みがどこか懐かしい気がして。14才の力で出来る精一杯の夏の冒険が可愛らしく、一夏で遂げる少年の成長ぶりに何とも言葉にならない素晴らしさを感じました。また夏にゆるりと観たいです。
ヒロインのイメージが強いオドレイ・トトゥが、今作では母親を演じているのが新鮮で様になっていて素敵でした。
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