フランス版『スタンド・バイ・ミー』っていう謳い文句に、最初から懐疑的だったんですけど、そのフレーズを度外視しても堪んない映画でした…!
自分的に、どストライクの青春映画であり、ロードムービーでもありました!
アメリカの映画とは一味違った趣もあって良いです。
女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロとバカにされる14歳の少年ダニエルと、変わり者の転入生テオ。
意気投合した2人は車を作って、夏休みに旅に出る計画を立てる…
もうタイトルの時点でコチラはグッときてるんですけどw、あのジャケットにもなってる車が夢もあって良いんです!
まさに移動する秘密基地って感じで。
30年後にあの時失敗したよな〜って笑い話みたいにするのか?いや俺は今諦めずにやってみる!みたいなやり取りがサイコー過ぎでした!
10代の頃に聞きたかったセリフかも。
そして、母親役はアメリ…
時の流れの速さを感じますね。
まあお互いの家族がもっと魅力的なキャラだったらな〜とは思いましたけど、主人公の兄貴はパンク野郎で結構良い味出してました。(出番は少ないので、もう少し見せ場は欲しかったですが)
あと余談ですが、途中で日本語出てきてオッ?!ってなりました。
思春期特有の性の悩みや、恋愛なんかも絡めていくんですけど、やっぱり何より男同士の友情がアツい!(どついて逃げたい!笑)
とにかく夏に観たい映画!
いや、夏にもう一度絶対観ますね。
こういうドキドキワクワクの冒険は男子の特権かもしんないすね。