すんご

この世界の片隅にのすんごのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.3
軍港の街、呉。
広島からお嫁にやってきたヒロインの、戦時下での日常をひたすら描く。

この映画が他の戦争映画と全く異なるのは、日常を描くことに徹していること!
戦争が悪いとか、毎日がつらいとかそういうことではなく、日々を精一杯生きることを焦点にしている、とても中立的な映画だったと思う。
どんな状況でも幸せを見出して生きていくことの大切さを感じた。
自分の祖母は昭和20年当時20歳であり、ヒロインと同年代であることも親近感が湧いた。

主演の、のん、の演技は見事にマッチしていて、素晴らしい。
すんご

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