ねじまき

この世界の片隅にのねじまきのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
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人からみたらどうなのかは分からないけれど、自分は自分のことをいわゆる普通のひとだと思ってます。毎日仕事に通って、家に帰って。あまり深く考えずに過ごして、ちょっとしたことで怒ったり笑ったりしています。

そんな毎日が知らないうちに少しずつ変わって、突然に普通ではいられなくなってしまう日が来る事があるのかもしれない、なんて事を想像したら、いつもの電車の中がやたらとクリアに自分の中に入ってくるような感じに襲われてしまい、なんだか困りました。多分、今まで想像も出来なかったはずのすずさんのあの日常と自分のこの日常が繋がってしまったせいなのだと思います。

昔、こんな事がありました。そこではこういう風に生きている人がいました。そういう作品です。
素晴らしい作品です。
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