すごく長くなりますが、結論から言うと絶賛の嵐です。
1人の女性の波乱万丈であり、同時に地に足のついた人生の一幕を多彩なアニメーションで描く。
これまで見た映画の中でベストムービーと断言できるほどに完成された映画です。これが見れてない人は今すぐ見る事をお勧めします(もちろん個人の自由なので強制はできないけど)。でも見て欲しいなあ〜。
何より凄いと思うのはその表現の多彩さ。基本的には現実の事を綴っているがそこに主人公の主観や、あるいは空想を織り交ぜて描き、この作品での人の可愛らしい雰囲気も相まって戦時中と聞くと物々しい印象を受けがちな思考からこの作品のまさに核たる「世界の片隅の生活」へとシフトチェンジさせ、その生活感を見事に描いている。思わず自分もそこにいるかのような感覚。もう本当凄いとしか言いようが無い。もちろんストーリーには大泣きしたし音楽も心に染み入るものだった。とにかく凄い。自分の稚拙な語彙ではこれが精一杯だ。本当にありがとう。
今世紀最高の日本アニメーションが誕生したと言っても過言では無い。この作品を作ってくれたスタッフの皆様に感謝を。そしてこれをリアルタイムで見る事のできた事に感謝を。本当に感謝感謝感謝、、、
