原作未読。このアニメの前に日本テレビだかが作った実写版も未視聴。
ほとんど前知識無しでの視聴でした。
まず観終わって素直に面白かったが第一印象です。
正直はじめの一時間くらいは
この作品評判いいけど本当に大丈夫か?
と思いましたが、後半からはぐいぐい引き込まれ見終わるころには
観てよかった!と思いました。
なるほど…複線と言う意味ではない部分ですが
一つ一つの積み重ねが丁寧な作品だと感じます。
正直そんなにたいそうな事ではないのですが
時代設定が上手くその時代だからこその出来事による日常と言う部分で
やはり悔しいかな引き込まれました。
通してみると現代劇でも出来てしまう内容なんですよね…
しかし起こる出来事がその時代によって引き起こされた事なので
そこにどうしてもショックを覚えるように仕立ててる。
いちいち降りかかる出来事を
突然の災害や事故による物に置き換えても出来てしまいます。
しかしそこに戦争を絡めた事で違う感傷を房ぶるようになってます。
なので正直この作品で「だから戦争は云々…」と言うな見方は自分には出来ませんでした。
それよりも人は人としてあろうするというようなところがかなり響いてきました。
何を望もうと他の何者でもなく人なのだから…
といった感じでしょうか。
見終わるころには主人公に対して
劇中違う何かを望みつつも
どうしようもなく当たり前に
人であってくれてありがとう
とどうしても思わされてしまいました。
それは自分も人だからなんだろうなぁ…と感じます。