この世界の片隅にのMskのレビュー・感想・評価

瀬戸内海に跳ねる白いうさぎ
空爆がカラフルになるところ
亡くなった現実とは違った夢の続き
絵を使った表現がとても綺麗だった。

呉に来てからの日常はまるで夢のようで覚めないようにと願う。一生懸命生きている。国のためにと、自分を、家族を犠牲にしながら。戦争が憎い。でも今もこれからも続く命がある限り生きていかねばならない。

国の役割とは一体何かと、視点を変えれば気づくこともある。大きな流れの中で賢明に生きていく。日常を守っていくことが多くの人々の幸せであり平和に繋がるだと思う。