高校の頃、読書の時間に読んだ漫画だったことを知り鑑賞。
軽く言うと、広島で生まれ育ったすずが嫁入りし戦争を体験するという内容です。
主人公すずの声優をしているのんさん(前︰能年玲奈さん)声が、のんびりやさんのすずの声にバッチリハマってました。音楽も歌も、すごくいい！映画の雰囲気にあっていました。
前半はすずがあまりにものんびりのほほんとした性格で、当時の環境を楽しく素敵に生きてくれるので、戦争映画だったことを、後半までうっかり忘れてしまっていました。
後半、爆撃や空襲の音で目が覚めます。「あ、これ戦争映画だったわ」
ほんわりしたタッチと、すずののほほんとした性格で、戦争描写が緩和されてはいますが、やはり怖いです。ショッキングな出来事もたくさん起こります。
でも見る価値はありますね、当時高校生だった私が「この世界の片隅に」というマンガを読み、感じたまんまをぎゅっと詰め込んでくれてある映画だと思います。
