K3

この世界の片隅にのK3のレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.2
誇張せず、市民の目線に立って描かれており、リアリティを感じた。穏やかな生活と不意に訪れる不幸に胸が痛くなった。あえて不満を述べると、すずが地面に手をつき涙するシーンのセリフが原作と異なっている。「日本人は加害者でもあった」と胸を痛めるシーンなのだが、この作品ではぼんやりとした言葉になっており、原作の意図が伝わっていないように感じた。
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