このレビューはネタバレを含みます
戦争映画は怖いという理由で、ずっと避けてきた。ただ戦争体験を持つ方が少なくなる中、なにも知らないのは嫌だなと思って映画を見ることにした。
主人公のすずは、のんびり屋さんでぼけっとしている。そのおかげで重いテーマを扱っているにも関わらず、最後まで無理なく見れる。
印象に残ったシーンは2つある。
1つはすずの姪っ子が亡くなるシーン。
すずの走馬灯が今までとは違う描き方で、どす黒く描かれる。目の前で人を失って、正気であれる人なんていないだろう。
もう1つは、すずが焼夷弾を消すシーン。