泣かせる映画を観に行こうと思うので予習がてら観てみました。何で公開当時観なかったんだろうと思うほど良い映画でした。夫が失踪して娘と二人で暮らしている双葉が癌で余命宣告される、持ち前の気丈さで残された時間で家族の為に頑張る、暗くならずにどこかユーモラスなのが良い。双葉役の宮沢りえ、娘の杉咲花、夫役のオダギリジョー、皆好演だけどまだ子役の杉咲花が素晴らしかった。今話題の伊東蒼もまだ小学生なのに泣かせる。ただいじめを受けて学校に行きたくない娘を無理やり行かせたり、夫の元妻をいきなり張り倒したり(毎年カニ貰ってるのにw)とその行動に疑問もつくけどまあ、それも直情的な持ち味ということなんでしょう。最後は黒澤明のオマージュなんでしょうか。最近は銭湯とかやってるのかなぁ。
