ラストにタイトルが映し出された時の衝撃がすごくて、しばし呆然。
これ、みんな普通に観たの?
湯を沸かすほどの熱い愛、って、
こういうこと⁉︎って、私は心底びっくりしてしまいました。
なるほどねー。
娘がいじめを克服するところとか、ご都合主義的なシーンが何ヶ所か見られたけれど、それも俳優たちの名演技でカバーされた気がする。
宮沢りえ、やっぱりすごい。
病んでいく姿がリアルすぎた。
病室の窓から、励ましてくれる家族や友人たちを見たあとに「死にたくない」って呟くシーンがつらい。
あんなに気丈に、家族のためにやらなければいけないことを淡々とこなしていた強い母ちゃんの涙。
切なかったな。
お母ちゃんにたくさんの贈り物をもらった家族と友人たち。
だからこそ、見送る場面ではみんなが笑顔だった。
お母ちゃんの愛情がみんなを満たしているから。
その愛情を胸に、これからも生きていけるから。
真っ直ぐに愛するって、やっぱり尊い。