マリン

湯を沸かすほどの熱い愛のマリンのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

一年前に夫が突然蒸発し、パン屋で働き家族を支えている母双葉。
娘の安澄は友人関係が上手くいかず物を隠されたりしている所謂いじめられっ子。

厳しく娘を育てる双葉が、ある日突然末期癌による余命宣告を受けるところからスタートする。

めっちゃくちゃ泣いたわ。もうボロ泣き。
母の強さと優しさは家族に向けてだけでなく、家族と関わる皆へのものだった。

安澄が学校に行きたくないっていう中で無理矢理に行かせるもんだから、いやいやそこまでしなくていいじゃんと思ってたんだけど、全部理由があったんだねぇ。

安澄は自分のこと強くないって言うけど、十分強い子だよ😭👏
病室での最期のシーンといえ、私はこの子に何回泣かされたか分からない。お母さんの前では笑顔でいたいもんね。思い出しただけでも涙出てきたわ。

お父さんはまぁクズなんだけど、なんだかんだお母さんのことは心配だし支えるんだね。(だからと言って出て行ったことは許さないぞ)

そして一番可哀想(?)な突然の連れ子の鮎子ちゃん。君本当に9歳…?どうしてこうも立派なんだ!!!
私は敬語なんて簡単なのしか使えなかったよ…。🫠

メインの登場人物全員が各々問題を抱えてるんだけど、それを母の愛で温めてあげるのが好き。


この映画、お母さんからオススメされたんだけど酷いんよ。「あらすじどんなやつなん?」って聞いたら1から10まで言われたの。それあらすじちゃうやん。全部やん。
拗ねてその時は結局観なかったんだけど、ネタバレされた内容忘れたし、やっぱり気になって観てみたら大正解だった。
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